クロム
クロムには3価(Cr3+)と6価(Cr6+)の二種類があり、金属アレルギーによる皮膚炎を起こすのは、6価クロムの方とされています。通常、クロムメッキやクロム合金の製品は3価クロムが使用されているため、汗の塩化イオンに溶け出しても、金属アレルギーは起こりません。しかし、なめしの過程で6価クロムを使用する革製品は、汗をかく部分と接触していると、金属アレルギーが起きて湿疹を起こすことがあるのです。そのため、クロムを使用している製品は金属そのものよりも、むしろ時計のバンドや皮手袋などの革の部分に注意しておきましょう。